医学科 Medicine

副校長(教育担当)からのメッセージ(医学科用)

副校長(教育担当)・医学教育部長 小林 靖

防衛医科大学校医学教育部医学科に興味を持っていただき、ありがとうございます。2023 年度から副校長(教育担当)を務めている小林です。医学教育部長として、他大学の医学部長に相当する役割を与えられています。

ここでは、まず本校に入校を考えている皆様やその保護者の皆様に、次に本校で教官としてはたこうと考えている医師・研究者の皆様にお伝えしたいことを記します。

入校を考えている皆様、その保護者の皆様

防衛医科大学校は1973 年に自衛隊の医官(医師である幹部自衛官)を養成する教育機関として設立されました。本校が一般の大学と異なり防衛省管轄の大学校であることから、他大学と同様の医学教育を受けられるかどうか不安を感じている方がいらっしゃるかもしれません。本校は学生の身分が特別職国家公務員であったり訓練課程があったりする点で、他大学とは大きく異なります。しかしそれ以外のカリキュラムは他大学と同様で、医師国家試験を受験するのに十分な知識や技能を身につけることができる内容を備えています。

近年、国内のすべての医科大学や医学部は、教育の体制や内容が国際的な基準を満たしているかを評価する医学教育分野別評価を7 年に1 回受けています。本校は全国の大学の中でも比較的早い2017 年度に初めての評価を受けて認証されました。さらに2024 年度に2 回目の評価を受けて、再び認証されました。こうして本校の医学教育が国際基準を満たしたものであることが保証されるとともに、訓練課程の存在や防衛医学を始めとする本校独自のプログラムも高く評価されました。したがって、入校された皆さんは本校において十分な医学の知識、技能、態度を身につけて医師となることが可能です。

本校では一般の大学と同様の医学教育に加えて、自衛隊ならではのプログラムが設けられています。平和と安全保障について学び、訓練を通じて規律やチームワークを身につけることで、幅広い視野を持った人材を育てています。学友会活動にも力を入れており、部活動で使用する施設は全国の医科大学、医学部の中でも恵まれたものが多く用意されていて、ここでも学生間や教職員との絆を深めることができます。日本を守る自衛隊員を医療の面で支えることは、重要でやり甲斐のある職務です。是非本校で自分の職業人としての役割や目標を見つけて、長く活躍できる人材に成長してください。

本校で教官としてキャリアを積むことを考えている医師、研究者の皆様

本校は前述のように防衛省の一機関として設立されました。そのため、教官には国家公務員として守るべき規律があります。一般の大学や医療機関と比べて少し制約があるかもしれません。しかし、本校では他の医科大学、医学部と同様の診療・研究ができるのみならず、自衛隊の活動に関連した他では触れることのできないような分野の経験を積むことができます。国民のために働く人材をともに育て、ご自身のキャリアをより幅広く実りの多いものにしていただきたいと願っています。

副校長(教育担当)・医学教育部長 小林 靖

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