看護学科Nursing

基礎看護学

沿革

基礎看護学 教官

 平成26年4月に基礎看護学講座が開設され、令和3年4月より、中村昌子教授を筆頭に、岩嵜文枝准教授、海津真里子講師、山岸智子助教、片山忍助教、舟橋由喜子助教、光橋さおり助教、下西みずえ助教の8名の教官で構成されている。

教育の概要

授業計画

 基礎看護学では、看護を初めて学ぶ1年次生から、卒業を控えた4年次生までを対象とし、基礎分野と専門分野の講義・演習・実習を通して、「看護の基礎」を学ぶ。看護を学ぶための基本から、ひとりひとりの学生にていねいに関わり、自律した学習者となる素地を身につけることを目指している。
 講義にはオンデマンドで繰り返し視聴できる教材を作成して提供している。基礎看護学で学ぶ看護技術は多岐にわたるが、初めて学ぶ学生にもイメージしやすいように、技術動画教材を作成している。


映像教材1:環境整備

映像教材1:環境整備

映像教材2:車椅子移乗

映像教材2:車椅子移乗

映像教材3:寝衣交換

映像教材3:寝衣交換


 看護技術の習得に関しては、How to で教えるのではなく、自分で考えることを大切にし、実践力を育むため、アクティブ・ラーニングを取り入れ、演習を通して、シミュレーターを多く活用し注射や採血、心臓や呼吸の音の聴診、吸引などの看護技術を学ぶ。技術練習では練習の様子を動画に撮影し、学生間で技術の振り返りをして上達を目指している。将来、看護師になってからも役立つ、一生ものの看護技術を修得し、看護師としての土台を築けるように構成している。
 具体的に、学ぶ科目と技術の一部を紹介する。
 講義では、1 年次生に『看護学原論』と『看護理論』を、2 年次生に『看護過程』の教科目を教授し、看護の基盤となる考え方を身につける。 『看護学原論』では、卒業まで 4 年間かけて学習する看護学のベースとなる看護の基本的概念の理解を目標にしている。 『看護理論』では、最初に看護理論の歴史的展望を概観したうえで、看護理論と看護実践とをつなげて考えられるように工夫している。 『看護過程』では、看護に必要な思考過程について事例を通して学ぶ。事例の情報を分析して立案した計画を、実習室で互いに患者役を担いながら実践して評価し修正するという一連のプロセスを通して学んでいる。
 演習は、1 年次生に『基礎看護援助論Ⅰ』と『基礎看護援助論Ⅱ』、2 年次生に『フィジカルアセスメント』の教育を行っている。 『基礎看護援助論Ⅰ』で は、日常生活援助の基礎的知識・技術・態度を、 『基礎看護援助論Ⅱ』では、診療の補助に必要な看護技術に関する知識の理解と実践に必要な基礎看護技術の修得を目指している。『フィジカルアセスメント』では、問診、聴診、打診、触診を用いて全身状態を的確に系統的に把握するための測定法、及び健康状態の評価法を理解し、臨地実習で活用できるよう教育をしている。


映像教材4:シーツ交換

映像教材4:シーツ交換

映像教材5:手指消毒法

映像教材5:手指消毒法


 実習は、看護専門職者を目指す学生の倫理的態度を養う大事な機会としている。1 年次生に『基礎看護学実習Ⅰ』を、2 年次生に『基礎看護学実習Ⅱ』を行っている。 『基礎看護学実習Ⅰ』では、看護の対象及び看護師との関わりを通して、看護の対象に必要とされる看護の実際について学び、看護の役割と機能を理解するとともに、看護の魅力を発見する。また、看護の必要性を理解することにより、看護実践者としての基礎を築くことを目的にしている。『基礎看護学実習Ⅱ』では、さまざまな健康障害を抱えながら入院生活を送る対象者を受け持ち、総合的な視点から理解し、学修した看護過程展開の考え方に基づいて、看護における基本的な知識・技術・態度を身につけることを目的としている。

研究の要約

 基礎看護学講座では、看護教育に関する研究を行っている教官が多い。しかし、基礎看護学の研究領域が広いため、看護理論、看護技術、看護診断、感染看護、医療安全、医療情報、看護教育、看護管理、看護倫理、看護歴史、家族看護、看護・医療政策、国際看護、災害看護など様々な課題で、競争的研究資金の獲得を図りながら個々に関心のある課題で研究に取り組んでいる。

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