✳肩書は撮影当時のものです
防衛医科大学校での初めての寮生活から、私のキャリアがスタートしました。規律、組織、社会、あるいは集団における個や個性を考える貴重な機会を得るとともに、医学を勉強し、自衛隊の訓練を経験。指揮官としての経験はアイデンティティや考え方を深めることとなりました。
これまで臨床のみならず、行政や教育に携わる勤務も経験。予防医学や将来の医官育成を通じて、間接的により多くの方の健康に寄与できる、どれも大変やりがいのある仕事でした。また、集団生活により養われる規律や協調性は、社会人としての基礎になりました。
私は、ソマリア沖海賊の対策部隊派遣時、航空基地の医務官としての勤務を命ぜられました。まさに国際情勢に関わる仕事で、大変貴重な経験となりました。このような仕事や経験は、やはり防衛医科大学校に入らないとできないことだと感じております。