学生・防衛医学研究担当副校長メッセージ
防衛医科大学校ホームページをご覧いただき、ありがとうございます。学生・防衛医学研究担当副校長として、学生教育及び防衛医学研究に関する業務を担当しております。
防衛医科大学校は、医師である幹部自衛官、保健師・看護師である幹部自衛官及び技官となるべき者を育成するとともに、自衛隊の任務遂行に必要な医学・看護学に関する教育、訓練及び研究を行う、我が国において極めて特色ある教育研究機関です。
本校で学ぶ学生の皆さんは、国民の理解と支えの下、国費により教育を受けています。それは、将来、医官、看護官又は技官として、自衛隊衛生や防衛医科大学校病院等の医療を担い、国民の生命と健康を守る人材として活躍することが、国としても期待されているからです。
特に、幹部自衛官となる学生は、卒業後、「事に臨んでは危険を顧みず、身をもって責務の完遂に務める」ことを含む服務の宣誓を行い、自衛官としての道を歩むことになります。また、技官となる学生も、防衛医科大学校病院等において、高い専門性と責任感をもって、防衛省・自衛隊の医療を支える重要な役割を担うことになります。
自衛隊衛生の現場は、平時の医療に加え、災害派遣、国際貢献、感染症対応、事態対処、戦傷医療など、時に厳しい環境の中で任務を果たすことが求められる職場です。そのため、本校での学生生活においては、医学・看護学の専門知識と技能を修得するだけでなく、高い倫理観、強い使命感、規律ある行動、他者を思いやる心、そして困難な状況においても仲間と協力しながら冷静に判断し行動できる力を身に付けることが重要です。
本校では、授業、訓練、学生舎生活、学友会活動など、学生生活全体を通じて教育を行っています。授業や実習において専門的知識と技能を磨き、訓練を通じて自衛官又は防衛省職員としての基礎を身に付け、学生舎生活において規律、協調性、責任感を養い、学友会活動等を通じて自主性、リーダーシップ、フォロワーシップを育んでいきます。こうした一つ一つの経験が、将来、自衛隊衛生又は防衛医科大学校病院等の現場で力を発揮するための大切な基盤になるものと考えています。
学生の皆さんには、国としての期待と、防衛医科大学校で学ぶことの意義を自覚し、日々の学びと生活の中で自らを高め、仲間と支え合いながら、しっかりと成長してほしいと願っています。私たち教職員は、学生一人一人が将来の自衛隊衛生及び本校の医療を担う医療人として、誇りと自信を持って歩んでいけるよう、その成長を丁寧に支えてまいります。
また、我が国を取り巻く安全保障環境が厳しさを増す中、自衛隊衛生に求められる役割はますます重要となっています。戦傷医療、災害医療、感染症対策、特殊環境への対応など、自衛隊の任務に即した医学的課題に取り組む防衛医学研究は、自衛隊員の生命と健康を守るための重要な基盤です。
本校は、防衛医学研究センターを中心に、各講座、病院、関係機関と連携しながら、防衛省・自衛隊の衛生機能の向上に資する研究を推進してまいります。教育、研究、診療が相互に高め合う環境を整え、防衛医科大学校ならではの知見を創出し、学生教育、自衛隊衛生及び本校の医療の発展に還元していくことが本校の重要な責務であると考えています。
学生が誇りと自覚を持って学び、教職員がそれぞれの立場で力を発揮し、防衛医学・防衛看護学の発展に向けて一体となって取り組むことができるよう、学校長の方針の下、誠実に職務に取り組んでまいります。
今後とも、防衛医科大学校の教育及び研究に対し、皆様のご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
学生・防衛医学研究担当副校長 陸将 森 知久






