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在学生の声

眞野さん

防衛医科大学校に入学した理由は?

元々医者を志していて、ここは受験校のひとつだったんです。ですが、祖父母が東日本大震災で被災した際に自衛隊に随分と助けていただいたと聞いていて、自分なりに考えた結果、防衛医科大学校への入学を決めました。
恩返しというか、お礼をしたいというような、そんな気持ちは確かにありましたね。

寮生活はどうですか。戸惑うことも多かったのでは。

眞野さん

もちろん、入学当初は慣れないルールもありました。でもそのうち慣れるんですよ、毎日続けるわけですから。
多かれ少なかれ、みんな最初のうちは悩むと思います。そこを乗り越えられたのは、やっぱり仲間の存在が大きいですね。悩みを話し合ったり話を聞いてもらったり。

自衛隊に入隊するとみんなばらばらになりますけど、こうして苦楽を共にした友人が日本中にいるんだと思うと心強いです。
部屋ははじめは狭いかなと思いましたが、今では逆に、実家に帰ったとき自室が広くて戸惑うくらいです(笑)
でも私物パソコンを持ち込むこともできますし、テザリングでネットにもつなげるので、そんなに不自由は感じません。勉強している時間も長いですし。

電車で一駅の所沢に出れば大抵のものは揃うので、土日は買い物に出たりします。池袋や新宿にも行きやすいですから、都内に遊びに行く人もいますね。
特に服装の規定はないので、みんな割と自由にしています。

将来に不安はないですか。

眞野さん

自衛隊の医官は確かに特殊ではありますが、これまで学ぶ中で、自衛隊に入ったらやりたいこととか、なりたい人物像みたいなものが少しずつ見えてきました。だからそんなに心配はしていないです。
普通の医大に行っていたら、今自分が目指している方向性に気付かなかったかもしれません。そういう意味では、防衛医学大学校に入って良かったと思います。

田岡さん

なぜ防衛医科大学校への入学を決めたのですか?

元々医学系志望だったので。あとはやはり学費ですかね。
自分は高知県出身ですが、実家を離れて医学系の大学に進もうと考えると、誰にとっても学費や生活費の問題は大きいと思います。

自衛官になることについて周りはなにか言っていました?

いや、普通に「合格おめでとう!」って感じでしたね。自衛官にマイナスイメージを持っている印象はなかったです。

入ってみて、実際どうでした?

田岡さん

自衛官は堅くて運動好きでガチガチの体育会系だと思ってましたが、全然そんなことはなかったです(笑)規律を守れば自由もありますし、周りもそんなに気負ってないですよ。毎日の規則正しい生活や習慣を積み重ねていくことで、自衛官らしさが育ってくる感じですね。
勉強は1年生は高校の延長みたいなもので、2年から結構大変になります。授業は楽しいですが、覚えることがどんどん増えてきますから。今は、人体の仕組みを学べる生理学が面白いです。
訓練は基本的に女子学生のスピードや体力に合わせるので、男子学生にとってはそんなにきつくないと思いますよ。

将来はどんな方面に進みたいですか?

田岡さん

元々産婦人科志望だったので、そこが空いてればなあ、と。
6年生で卒業後の所属を決めるんですが、陸・海・空の各部隊、診療科のどちらからでも選べるようになっています。だから、診療科ではなく陸自に行きたいっていう同期生もいますよ。

後に続く後輩にアドバイスを。

普通の大学生活は送れません。が、それ以上の貴重な経験を数多く積めるところだと思います。基地にもたくさん行けますよ(笑)環境や生活の変化も夏までには慣れますから、あんまり怖がらずに来てください。

佐藤さん

自衛官コースと技官コースの違いってなんですか?

佐藤さん

自衛官コースは卒業後自衛隊に配属されますが、技官コースの卒業生は防衛医科大学校病院に勤務するので、入ったときから公務員としての立場が違います。技官コースは就職先が決まっているので、在学中はとにかく勉学に集中できることと、早いうちから職場の雰囲気を知ることができるのが魅力ですね。また自衛官コースと比べると、生徒の年齢もキャリアも多様です。別の大学を出てから入りなおした人、もとは別の職業だったけど看護師を目指している人、いろんな人がいますよ。

防衛医科大学校を志望した理由は。

もとは臨床検査技師志望でした。ですが、ホームページでこの技官コースの存在を知って、防衛拠点としての防衛医科大学校病院で働くことに魅力を感じて、志望しました。
私は福島県出身なので、東日本大震災のときは色々と考えさせられました。学生でまだなにもできない自分の無力さを痛感しましたし、きれいごとを並べるより、とにかく人を助けたいなあ…と。
なにかあったときに一番早く人を助けられるのは、やっぱり医療職ですから。そう考えると、この大学で学んでこの病院に勤める意味は大きいです。

自衛官コースとは、学習内容は違いますか?

佐藤さん

そうですね。たとえば防衛看護学は2年までの内容は同じですが、3年次からコースによって大きく分かれます。自衛官コースは災害現場での対応が主になりますし、技官コースは患者を受け入れてからの先端医療を学んでいきます。
あと、技官コースには訓練がないので基礎体力を鍛える機会が少ないかもしれません。看護師も体力勝負ですので、運動部に入っていなくても、結構多くの人が校内をランニングしていますね。
でも、共通の講義や部活動は学科の垣根はありませんから、他のコース、学科とも普通に交流しています。私は山岳同好会に入っていて、土日はよく、近場の山に登ります。同期にも10人くらいいて、みんなでわいわい登山するのは楽しいですよ。

将来、どんな看護師になりたいですか。

災害時だけでなく普段からですが、どんなに忙しくてもおざなりな対応をしないようにと思っています。患者さんひとりひとりにとっては、目の前の医師や看護師が心の支えになりますから。

これから技官コースを目指す後輩に向けて一言。

色々な人がいて、就職先も決まっていて、勉学に励めるというのはなかなかない環境なので、あまり知られていないことがもったいないなあと思います。防衛医科大学校というと自衛官ってイメージが強いですが、技官コースの存在ももっと広く知られてほしいですね。
試験対策は、応用問題よりも基本をしっかりやることが重要です。どちらかというと基礎を問う問題が多いので、毎日の積み重ねが大事だと思います。

金子さん

防衛医科大学校に入って、どうでした?

金子さん

元々、国際協力や海外への支援に興味があって、そちらへ進みたいと思っていました。進路を調べる中で、自衛隊で看護師として働く道もあることを知って、防衛医科大学校を志望しました。
入学後は、規律に沿った生活に戸惑うこともありましたが、みんな気さくでいろんな人がいて、いい意味で自衛隊のイメージが変わりましたね。もちろん厳しいところもありますが、その厳しさが自分を成長させてくれたと実感できる場面もあります。同期たちとは、「どうしてここに入ったの?」って話はよくしました。志望動機が自衛隊と看護師の割合は半々くらいかなあと思います。

授業や訓練について聞かせてください。

金子さん

訓練は、1年生のときは行進や敬礼といった基礎的な動作が中心なので、想像よりきつくはなかったです。2年生になると野営訓練があって、それは結構つらかったですね。ロープを使って崖を下りたり、テントも全部自分たちで張って。でも、冬のスキーは楽しかった!(笑)
普段の講義だと、防衛看護学が興味深いです。災害派遣対応の考え方や、災害派遣に携わった隊員のメンタルケアなどは、防衛医科大学校以外では学べませんので。来年からは本格的な病院実習が始まります。私たちは看護科の1期生なのでまだまだ手探りの部分も大きいのですが、後輩のためにもがんばっていきたいですね。

将来について、今はどのように考えてますか?

周りに話を聞くと、各部隊に所属したい人、病院で勤務したい人、災害派遣の現場に行きたい人に分かれています。私はやはり災害派遣で少しでも多くの人の支えになりたいと思っています。その気持ちは入学前から変わりません。

これから防衛医科大学校をめざす後輩にメッセージを。

自衛隊という組織は本当に他とは違うので、変に構えずに「こんな世界もあるんだなあ」くらいの気持ちで来るといいと思います。入ったらいろんな人がいてきっと楽しいですよ!
私はいま楽しいです(笑)

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