腫瘍化学療法部
診療スタッフ
- 診療部長川口 裕之
- 職位診療部長・准教授・小児科臨床教育教授
- 専門分野小児血液学・小児腫瘍学
- 資格等
- 日本小児科学会専門医
- 日本血液学会専門医
- がん治療認定医
- がん治療指導医
- 小児血液・がん専門医
- 講師吉川 智之
- 職位緩和ケア室副室長・講師
- 専門分野婦人科腫瘍学・緩和医療
- 資格等
- がん薬物療法専門医
- がん治療認定医
- 緩和ケア研修会修了
- 産婦人科専門医
診療内容
近年我が国では国民の死亡率の第一位が悪性腫瘍であり二人に一人は生涯で少なくとも一回悪性腫瘍を経験しています。しかしながら、悪性腫瘍の治療は近年長足の進歩を遂げ、治癒したといってもよい状態まで回復される患者さんや、がんを体内に持ち外来で治療を受けながら健康な人とあまり変わらない生活を送られている患者さんにお目にかかることも珍しくありません。従って今後いかにがん細胞に選択的にダメージを与えるような治療を開発するかと、いかに安全にがんの治療を行うかが、この国に暮らす人々にとって重要な課題になると思われます。
防衛医科大学校病院腫瘍化学療法部は防衛医科大学校病院に置かれた15診療科・17中央診療施設の一つとして2008年に創設され、防衛医科大学校を受診するがん患者さんに悪性腫瘍の標準的な治療を外来で提供するべく取り組んでおり、2018年には年間のべ969人の症例の診療を行いました。日常生活を続けながら闘病することは決して楽ではないことですが、腫瘍化学療法部では、医師・看護師・薬剤師のチ-ム医療により関連各科と連携しながら防衛医科大学校病院を受診する患者さんの診療において最善を尽くすべく努めております。