医学科Medicine

耳鼻咽喉科学

 耳鼻咽喉科学講座は1977年の病院開設と同時に、当時国立病院医療センター耳鼻咽喉科部長であった井上鐵三が初代講座教授として着任し開設された。井上教授は気管食道科学の研究において多くの業績を残した。とくに嚥下障害に対するX線学的かつ電気生理学的研究の評価が高く、数々の実績を有している。
 その後1997年に北原哲が講座を主宰した。北原教授は喉頭科学、気管食道科学および頭頸部腫瘍学を専門とし、レーザー治療や嚥下障害の研究において先駆的な実績を多数残している。
 2006年より塩谷彰浩が3代目教授に就任し、現在に至っている。現在は塩谷教授のもと、後述の如くさらにバラエティーに富んだ先駆的な基礎的、臨床的研究および診療を行っている。
 これまでに学術的に優れた数多くの業績を報告し、Academicや自衛隊幹部として活躍する多くの人材を輩出している。

学生教育(担当講義等)

医学科第3学年 内分泌系 甲状腺・副甲状腺疾患、
        免疫アレルギー系 鼻アレルギー
医学科第4学年 感覚器系 耳鼻咽喉科学概論、耳科学、鼻科学、
            口腔咽頭科学、喉頭科学、頭頸部腫瘍学等
        救急総合医学系 嚥下、難聴、めまい等
        基本臨床技能実習(OSCE) 頭頸部診療
医学科第4-6学年 臨床講義 人工内耳、嚥下障害、睡眠時無呼吸、頭頸部腫瘍等
         臨床実習(BSL) 2週間(第4学年または第6学年)
看護学科第1学年 疾病治療論D「耳鼻咽喉科の代表的な疾患と治療」

研修医教育

初任実務研修
 主に耳鼻咽喉科を志望する研修医が卒後2年次に3か月または6カ月の初期研修を行う。初歩的な耳鼻咽喉科診察手技の鍛錬から入院患者の病棟管理、主に助手として手術を経験する。小手術などは上級医の指導の下で可能な範囲で手技を経験させることを重視した積極的な指導を行っている。また学会発表、症例報告などの論文投稿も積極的に行っている。

専門研修
 耳鼻咽喉科専門医取得を最低限の目標に、卒後5年目以降2-3年の研修を行う。外来診療、病棟診療の中心として数多くの入院、手術症例などを経験する。上級医の指導の下に術者や助手として手術手技や様々な検査等を積極的に研鑽し、限られた研修期間でできるだけ多くの経験を積むことを重視した指導を行っている。また状況に応じ、一般病院(西埼玉中央病院、さいたま赤十字病院など)において短期間の部外研修を行い、重症患者が中心の大学病院では逆に余り経験できない耳鼻咽喉科一般のCommon diseaseの経験を積む。主に全国学会や国際学会での発表、論文投稿も積極的に行っている。

医学研究科教育

 卒後8年目以降に医学研究科に入学し、学位(博士)取得を目標に4年間の基礎研究を行う。各自が自らのテーマを追求する姿勢を重視しながら教官が指導を行い、講座全体で切磋琢磨しながらActiveな研究活動を行っている。
 主に頭頸部腫瘍や喉頭気管疾患、内耳疾患に対する遺伝子治療や再生医療などをテーマとした研究を中心に、学内では解剖学講座や薬理学講座、医用工学講座、防衛医学研究センター、学外では国立がん研究センター、千葉大学、東邦大学などと共同で研究を進めている。海外留学も積極的に推奨しており、近年はペンシルバニア大学、ミシガン大学、テキサス大学、オレゴン健康科学大学などへ留学生を送り出している。
 また基礎研究のみならず日常診療も担当し、研修医や学生等の臨床教育指導の役割も担っている。研究成果は主に国際学会などで発表し、英語論文として投稿する。近年は評価の高い学術誌に採択される論文が増加してきており、学術的に高く評価される研究を数多く行っている。

教授   塩谷 彰浩  Akihiro Shiotani
准教授  荒木 幸仁  Koji Araki
講師   冨藤 雅之  Masayuki Tomifuji
     水足 邦雄  Kunio Mizutari
助教   宇野 光祐  Kosuke Uno
     木村 朱里  Akari Kimura
     谷合 信一  Shinichi Taniai

名誉教授  北原 哲  Satoshi Kitahara
非常勤講師 山下 拓  Taku Yamashita   北里大学医学部 耳鼻咽喉科・頭頸部外科 主任教授
      松延 毅  Takeshi Matsunobu  日本医科大学 耳鼻咽喉科 准教授
      栗田 昭宏 Akihiro Kurita    さいたま赤十字病院 耳鼻咽喉科 部長


研究科医師
     田中 雄也  Yuya Tanaka (防衛医科大学校 28期卒) 留学中
     原田 栄子  Eiko Harada (防衛医科大学校 30期卒)

専門研修医(防衛医科大学校 33期、34期卒)
     田所 慎   Shin Tadokoro
     松野 直樹  Naoki Matsuno
     山崎 直弥  Naoya Yamazaki
     山本 麻人  Asato Yamamoto

初任実務研修医(防衛医科大学校卒 37期卒)
     西野 桂佑  Keisuke Nishino
     平野 正大  Masahiro Hirano、
     安武 新悟  Shingo Yasutake
     世永 博也  Hiroya Yonaga

医局秘書・検査技師
     戸田 舞   Mai Toda  医局秘書
     倉澤 淑子  Toshiko Kurasawa 医局秘書
     小倉 裕子  Yuko Ogura  検査技師
     下澤 真紀  Maki Shimozawa  言語聴覚士

                            平成29年9月撮影

耳科領域

爆傷による耳鳴・難聴発生に関する研究
 水足、原田  共同研究:解剖学教室 小林教授 防衛医学研究センター 佐藤准教授
 テロや紛争の増加に伴い、増え続ける頭部爆傷患者の中で最も多いのが耳関連の外傷であり、帰還後の耳鳴や難聴が社会問題となっています。爆傷研究の中心は爆薬や圧縮空気を用いた動物実験ですが、その危険性や動物が高率に死亡することから倫理的に困難であり、研究がなかなか進んでいないのが現状です。
そこで、我々は安全かつ簡便で、再現性が良く無駄な犠牲死が全くないLaser-induced shock waveを用いた動物モデルを確立しました。また、Gap detectionを利用した耳鳴評価のための行動実験も行い、聴覚伝導路・辺縁系の解析も実施中です。
防衛医大ならではの研究であり、世界が最も注目している領域の一つです。

センダイウイルスベクターを用いた内耳遺伝子治療
 水足、栗岡 共同研究(株)DNAVEC
 感音難聴に対する治療として現在様々な治療が行われていますが、中でもウイルスベクターによる内耳遺伝子治療は将来有望な治療法の一つです。センダイウイルスベクターこれまでに内耳への遺伝子導入には成功しているものの、その導入効率や導入手技による聴力低下の懸念などから、治療への応用が困難でした。我々はヒアルロン酸による正円窓膜の前処理により、センダイウイルスベクターの内耳移行性が亢進することを報告しました(Kurioka et al., Gene Therapy 2015)。今後、治療遺伝子を搭載したベクターを用いて感音難聴の治療に応用したいと考えています。

自衛隊検診データを用いた騒音性難聴関連遺伝子の検索
 水足、丹羽、栗岡  共同研究:自衛隊中央病院 森田先生 分子生体制御講座 四ノ宮教授 松尾講師
 急性、慢性の騒音暴露により永続的な難聴が生じる事は基礎研究および臨床研究でも証明されており、現時点で根本的な治療法がないため予防の重要性が指摘されています。一方で、騒音による聴覚障害の程度に関しての研究は、これまで研究に適したサンプルを収集する事が困難であることから、あまり行われていませんでした。 私たちは自衛隊中央病院の森田先生を中心に収集して頂いた検診データを用いて、騒音性難聴に関連する遺伝子の検索を行っています。すでに、動物実験で騒音性難聴の増悪因子となるNrf2遺伝子の発現量によって、聴力に差が生じることを自衛隊検診データにより証明しました(Honkura et al., Sci Rep in press)。今後はゲノムワイド解析を行い、難聴との関連が疑われる関連遺伝子の検索を進める予定です。

頭頸部癌研究

        TOVS術中風景

咽喉頭癌に対する経口的喉頭機能温存手術
 中下咽頭、喉頭声門上癌に対する経口的喉頭機能温存手術「内視鏡下経口的切除術(Transoral video laryngopharyngoscopic surgery: TOVS)」を当科で開発した(Shiotani A et al. Ann. Oto, Rhino, Laryngol. 2010、 Shiotani A et al. Otolaryngol Head Neck Surg. 2011 他)。早期から切除可能な範囲の進行癌まで、本邦における先駆者として、最も多くの症例数を誇り、現在では国際的にも広く認知されている。

頭頸部癌に対するSentinel Node Navigation Surgery(SNNS)
 共同研究:国立がん研究センター 藤井分野長
 センチネルリンパ節(SN)とは原発巣から最初にリンパ流が到達するリンパ節であり、SNNSとはSNの転移の有無によりリンパ節郭清術の必要性を判断する手技である。cN0症例における不要な頸部郭清術の省略を可能とし、個別化治療、低侵襲化治療が期待でき、乳癌や皮膚癌においては広く臨床応用されている。当科では頭頸部癌に対するSNNSの臨床研究を積極的に進め報告してきた(Tomifuji M et al. Ann Surg Oncol. 2008)。また新規ICG蛍光法による問題点を克服し、より正確な検出を目指した基礎研究などを行っている(Araki K, et al. Otolaryngol Head Neck Surg. 2014)。

新しい頭頸部癌腫瘍マーカーの開発
 共同研究:東邦大学外科 島田教授
 頭頸部癌患者、健常コントロールの臨床血液検体を用いて、従来のSCC 抗原やCYFRA と比較し、鋭敏な新しい腫瘍マーカー開発を行っている。保険収載をめざし、Midkine, 抗p53 抗体などの検討をELISA を用いて行っている。(Yamashita T et al. Cancer Medicine2016)

      BioKnife(右)による腫瘍溶解

腫瘍溶解性センダイウイルスによる頭頚部癌治療
 共同研究:IDファーマ
 難治性悪性腫瘍として知られる甲状腺未分化癌や切除不能頭頸部扁平上皮癌に対する腫瘍溶解性組み換えセンダイウイルス(BioKnife)による前臨床研究を行っている。BioKnife は感染細胞周囲の細胞が uPA活性を示す場合のみ細胞間の融合・細胞死を導く。uPA はほとんどの正常組織では活性を示さないため、BioKnife は腫瘍特異的に作用する。様々な国際学会において発表し、高い評価を得ている。

腫瘍溶解性センダイウイルス療法に伴う免疫誘導による転移抑制効果の検討
 共同研究:IDファーマ
 腫瘍溶解性センダイウイルス(BioKnife)治療では、原発巣に対する局所治療の結果、腫瘍溶解により腫瘍特異的免疫が誘導され、転移巣への抗腫瘍効果も期待できる。免疫非抑制マウスモデルを用い、遠隔転移抑制効果の検討を行っている。

 SNにおけるレポーター遺伝子(GFP)発現

頭頸部癌センチネルリンパ節を標的とした新規治療法開発
 共同研究:IDファーマ
 原発腫瘍への薬剤等の治療が、リンパ流により移行しSNにおいても効果を発現する可能性がある。そこでセンダイウイルスベクターの移行を検討し、SNにおける遺伝子発現を確認した。本研究によりAHNS 9th International Conference on Head and Neck Cancer (Tanaka Y et al. Seattle, USA 2016)においてポスター賞を受賞した。cN0症例における潜在的リンパ節転移に対する新規治療法の基礎検討を進めている。

AP-1 阻害剤による頸部リンパ節転移抑制効果の研究
 共同研究:富山化学
 細胞の遊走浸潤のkey factor のひとつとされる転写因子activator protein-1 に注目し、その活性を阻害する低分子化合物を用いた転移抑制効果とその作用機序を証明した(Kamide D, et al. Cancer Science, 2016)。

放射線誘発口腔粘膜炎に対する新規治療法開発
 共同研究:ツムラ、富山化学
 化学放射線療法において必発し、患者のQOL、治療完遂率に与える影響の大きい口腔粘膜炎に対して、今後の臨床につながる新規治療の基礎的研究を行っている。漢方薬(半夏瀉心湯)による軽減効果を臨床試験、基礎的研究双方から(Yamashita T et al. Support Care Cancer 2015)、またactivator protein-1 阻害剤による抑制効果についての研究を行っている。

喉頭気管の研究

    ナーブリッジによる反回神経再生

反回神経過誤支配克服を目指した新規治療法の開発
 共同研究:解剖学講座 小林教授、松井講師、 東洋紡
 反回神経切断後の機能回復を目指し、過誤再生を克服する研究を行っている。反回神経切断モデルに対する神経再生チューブ(ナーブリッジ)の効果を報告した(Suzuki H et al. Laryngoscope 2015)。さらにチューブ内に過誤再生抑制に有効な抗体を投与することで、有意な声帯運動回復効果を認め、学会にて報告した(鈴木ら 日本耳鼻咽喉科学会、広島 2017)。
更なる改善効果を目指した遺伝子治療などによる検討を進めている。

   気管狭窄防止効果(タクロリムス)

喉頭気管狭窄の新しい治療法
 共同研究:IDファーマ
 安全性の高いセンダイウイルスベクターによる遺伝子治療、カルシニューリン阻害剤(タクロリムス)を用いた新しい治療法を検討している。ラット気管狭窄モデルを新たに確立し、SeV が喉頭、気管へ遺伝子導入可能であることを証明し(Mizokami D et al. Laryngoscope 2013)、治療遺伝子搭載SeVやタクロリムスの増殖抑制による狭窄防止効果を報告している(Mizokami D et al. PlosOne 2015, Mizokami D et al. Laryngoscope 2015)。

咽喉頭気管粘膜疾患および末梢運動神経における細胞外シグナル調節キナーゼ(ERK)のメカニズム解明
 共同研究:薬理学講座 佐藤准教授
 近年、細胞増殖に必須のExtracellular signal-regulated kinase(ERK) 経路が創傷治癒に関与することが示唆されている。気管・咽喉頭・食道粘膜での創傷治癒・末梢運動神経損傷後の再生過程におけるERK のメカニズムの解明を試みる。ERK ノックアウトマウスおよびERK 阻害剤を用いて、難治性疾患に対する新たな治療法の開発をめざし、臨床応用への可能性を探る。

業績集

2016年の主要業績(英文論文のみ)

1) Yamashita T, Shimada H, Tanaka S, Araki K, Tomifuji M, Mizokami D, Tanaka N,Kamide D, Miyagawa Y, Suzuki H, Tanaka Y, Shiotani A. Serum midkine as a biomarker for malignancy, prognosis, and chemosensitivity in head and neck squamous cell carcinoma. Cancer Medicine 5(3):415-25, 2016.05

2) Yamashita T, Araki K, Tomifuji M, Tanaka Y, Harada E, Suzuki T, Miyamoto S, Shiotani A. Clinical features and treatment outcomes of Japanese head and neck cancer patients with a second primary cancer. Asia Pacific J Clinical Oncology 6: 31754, 2016.10

3) Tomifuji M, Araki K, Yamashita T, Mizokami D, Kamide D, Suzuki H, Miyagawa Y, Tanaka S, Taniai S, Shiotani A. Risk factors for dysphagia after transoral videolaryngoscopic surgery for laryngeal and pharyngeal cancer. Head Neck 38(2):196-201, 2016.02

4) Tomifuji M, Araki K, Yamashita T, Shiotani A. Salvage Transoral Videolaryngoscopic Surgery for radiorecurrent hypopharyngeal and supraglottic cancer. Auris Nasus Larynx 2016 (in press)

5) Kamide D, Yamashita T, Araki K, Tomifuji M, Tanaka Y, Tanaka S, Shiozawa S, Shiotani A. Selective activator protein-1 inhibitor T-5224 prevents lymph node metastasis in an oral cancer model. Cancer Sci. 107(5): 666-673, 2016.05

6) Tamura A, Wada Y, Shimizu N, Inui T, Shiotani A. Correlation of climbing perception and eye movements during daytime and nighttime takeoffs using a flight simulator. Acta Otolaryngol. 136(5): 433-438, 2016.05

7) Tamura A, Matsunobu T, Tamura R, Kawauchi S, Sato S, Shiotani A. Photobiomodulation rescues the cochlea from noise-induced hearing loss via upregulating nuclear factor κ B expression in rats. Brain Res. 1646: 467-474, 2016.09

8) Niwa K, Takeshi M, Kurioka T, Kamide D, Tamura A, Tadokoro S, Sato Y, Shiotani A. The beneficial effect of Hangesha-shin-to (TJ-014) in gentamicin-induced hair cell loss in the rat cochlea. Auris Nasus Larynx 43: 507-513, 2016.01

9) Niwa K, Mizutari K, Matsui T, Kurioka T, Matsunobu T, Kawauchi S, Sato Y, Sato S, Shiotani A, Kobayashi Y. Pathophysiology of the inner ear after blast injury caused by laser-induced shock wave. Scientific Reports 6: 31754, 2016.08

10) Kurioka T, Lee MY, Heeringa AN, Beyer LA, Swiderski DL, Kanicki AC, Kabara LL, Dolan DF, Shore SE, Raphael, Y. Selective hair cell ablation and noise exposure lead to different patterns of changes in the cochlea and the cochlear nucleus. Neuroscience 332,: 242-257 , 2016.10

11) Takeda H, Kurioka T, Kaitsuka T, Tomizawa K, Matsunobu T, Hakim F, Mizutari K, Miwa T, Yamada T, Ise M, Shiotani A, Yumoto E, Minoda R. Protein transduction therapy into cochleae via the round window niche in guinea pigs. Molecular Therapy. Methods & Clinical Development, 3: 16055, 2016.10

12) Lee MY, Kurioka T, Nelson MM, Prieskorn DM, Swiderski DL, Takada Y, Beyer LA, Raphael Y. Viral-mediated Ntf3 overexpression disrupts innervation and hearing in nondeafened guinea pig cochleae. Molecular Therapy. Methods & Clinical Development, 3, 16052, 2016.08

13) Michikawa T, Nakamura T, Imamura H, Mizutari K, Saito H, Takebayashi T. Markers of Overall Nutritional Status and Incident Hearing Impairment in Community-Dwelling Older Japanese: The Kurabuchi Study. Journal of the American Geriatrics Society 64(7) :1480-5, 2016.01

14) Kurioka T, Mizutari K, Niwa K, Fukumori T, Inoue M, Hasegawa M, et al. Hyaluronic acid pretreatment for Sendai virus-mediated cochlear gene transfer. Gene Therapy 23(2):187-95, 2016.02

15) Tanaka S, Tomifuji M, Araki K, Uno K, Tanaka Y, Mizokami D, Suzuki H, Miyagawa Y, Tanaka Y, Taniai S, Shiotani A. Vocal Function after Transoral Videolaryngoscopic Surgery (TOVS) for Hypopharyngeal and Supraglottic Cancer. Acta Oto-Laryngologica 2016(in press)

16) Maeda M, Matsunobu T, Kurioka T, Kurita A, Shiotani A. A case of nasal septal abscess caused by medication related osteonecrosis in breast cancer patient. Auris Nasus Larynx 43(1): 93-96, 2016.02

17) Kitao K, Mizutari K, Nakagawa S, Matsunaga T, Fukuda S, Fujii M. Recovery of endocochlear potential after severe damage to lateral wall fibrocytes following acute cochlear energy failure. Neuroreport 27(15):1159-66, 2016.09

18) Honkura Y, Matsuo H, Murakami S, Sakiyama M, Mizutari K, Shiotani A, et al. NRF2 is a Key Target for Prevention of Noise-Induced Hearing Loss by Reducing Oxidative Damage of Cochlea Scientific Reports 6:19329, 2016.01

19) Tateya I, Shiotani A, Satou Y, Tomifuji M, Morita S, Muto M, Ito J. Transoral surgery for laryngo-pharyngeal cancer - The paradigm shift of the head and cancer treatment. Auris Nasus Larynx. 43(1): 21-32, 2016.08

20) Miura K, Hirakawa H, Uemura H, Yoshimoto S, Shiotani A, Sugasawa M, Homma A, Yokoyama J, Tsukahara K, Yoshizaki T, Yatabe Y, Matsuo K, Ohkura Y, Kosuda S, Hasegawa Y. Sentinel node biopsy for oral cancer: A prospective multicenter Phase II trial. Auris Nasus Larynx. 2016.08 [Epub ahead of print]

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