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輸血・血液浄化療法部

  1. 診療科等名 輸血・血液浄化療法部

  2. 診療スタッフ
    輸血・血液浄化療法部長 辻 明
    講師 子川 和宏
    助教  石関 香織
    主任技師 坂口 武司
    検査技師 古桑 美香
     岩永 幸子

  3. 業務内容
    1.血液浄化部門
      血液浄化療法部(透析室)は、埼玉県西部地区における末期腎不全患者の透析導入と、地域の維持外来透析患者の合併症に対応する後方支援病院として第 3 次救急医療に伴う入院透析を行っています。本邦における透析患者の増加に伴い、当院へ紹介される透析患者は年々重症度が高くなる傾向があり、下記のように透析回数も飛躍的に増加しています。

        18年度 19年度 20年度 21年度
      透析患者数 122 157 171 162
      のべ透析回数(うち個人器) 920 1097(84) 1374(104) 1606(143)
      一日平均数(透析室のみ) 5.97 6.69 8.17 9.3




    2.輸血関連検査
    1. 血液型検査
      ABO血液型、Rh(D)血液型、必要に応じその他の血液型
    2. 交差適合試験
      輸血の直前に実施する検査で、輸血予定の血液製剤が患者様の体内に入った場合に溶血反応などの副作用が起こらないことを確認する適合性検査
    3. 不規則性抗体スクリーニングおよび同定
      妊娠や輸血などの免疫刺激により産生されることのある、赤血球に対する抗体の有無を調べ、抗体が発見された場合はその特異性を調べる検査で血液型不適合妊娠や輸血前検査として実施
    4. その他
      ABO転移酵素、抗グロブリン試験、血液型遺伝子

    3.輸血管理業務
    1. 日赤血液製剤および自己血の保管・供給管理
      《日赤血液製剤》
      善意の献血により得られた輸血用血液は日本赤十字血液センターから必要量を購入し、各種の輸血用血液を各々の適正な温度と方法で保管管理し、必要最少限の量を無駄なく適切に患者様へ供給
      《自己血》
      外来および病室にて採取された患者様の自己血は専用の血液保冷庫に保管し、手術の日までお預かりしています
    2. 輸血副作用情報および輸血歴情報の管理
      《同意書の管理》
      輸血用血液製剤やヒト由来血漿分画製剤を輸血する場合は、患者様に対しわかりやすい言葉で説明同意(PDF)を得ることが法的に義務づけられています また、輸血料の算定においては、患者様に対し輸血の必要性、危険性について文書による説明を行った場合に算定することとなっております
      《輸血歴情報の管理》
      血液製剤の輸血や血漿分画製剤の輸注が行われた患者様の記録(輸血日,Lot.No.,輸血時の住所等)は法律により医療機関で少なくとも輸血後20年間保存する事が義務づけられています
      この制度は万が一、輸血による感染の可能性が考えられた場合,輸血された患者様を特定し適切に対処するためにおこなうものです 輸血・血液浄化療法部では個々の患者様の輸血に関する情報を記録保管し、必要に応じ患者様および関係機関に即座に情報提供できるよう努めております
      《輸血副作用情報の管理》
      輸血は他者の血液あるいは血液成分を輸注するいわゆる細胞移植であるため、副作用や合併症を完全に防止することは不可能です.輸血・血液浄化療法部では患者様ごとに輸血後の副作用情報を収集し、血液センターと協力して原因の調査を行っております またこれらの情報から次回の輸血時に、必要があれば特殊な血液製剤を準備したり、輸血前にあらかじめ薬剤の投与を願いするなど輸血副作用の防止、軽減に役立てています 平成15年の薬事法改正により、医薬品による副作用・感染症発生時に、直接厚生労働大臣に副作用・感染症報告を行うことが義務化されました(薬事法第77条の4の2)
      当院では血液製剤の副作用・感染症報告の窓口は輸血・血液浄化療法部が担当しています
      《輸血後感染症検査》
      輸血血液は安全性を確保するため、感染原因となるウイルス検査など様々な措置が講じられています しかしながら、最新の検査法に基づいて安全対策がなされたとしても、感染被害を完全になくすことはできません
      平成16年4月1日、生物由来製品感染等被害救済制度外部リンクが創設されました。輸血血液を適正に使用したにもかかわらず、その製品が原因で感染症等にかかり、健康被害を受けられた方を迅速に救済するため、医療費、医療手当、障害年金などの給付を行う制度です
      万が一、輸血によって何らかの病原ウイルスに感染した場合、上記制度で救済を受けるためには輸血前後の感染症検査が必要となってきます そのため輸血を受けてから約2〜3ヶ月後に再度来院していただき、B型肝炎抗体、C型肝炎抗体、HIV(AIDS)抗体の検査を受けていただきます
      陽性の疑いがあるとき主治医から連絡いたします 

    4.細胞治療業務
         1.)自己血の保管管理
         2.)造血幹細胞の凍結・保存管理

    【輸血後感染症検査の手続き・順序】
    1. 輸血を受けてから約2〜3ヶ月後に来院し、病院外来受付へ「受診券」と輸血した際にお渡ししている「輸血後感染症検査のご案内」を提出してください
    2. 手続きが済んだら「外来受付票」と「「受診券」と「輸血後感染症検査のご案内」を輸血・血液浄化療法部受付に持参してください。輸血・血液浄化療法部は手術棟1階にあります
    3. 輸血・血液浄化療法部にて輸血実施日を確認後、採血室へ行っていただき採血室窓口に「外来受付票」と「受診券」と「輸血後感染症検査のご案内」を提出し、採血を受けてください
    4. お帰りの際は、料金計算窓口に「外来受付票」と「受診券」を提出し、精算をしてください
      【注意】
      1. 輸血後感染症検査には健康保険が適用されます
      2. 検査結果は1週間程度でわかります 輸血による感染が疑われる場合は、2週間以内に主治医から連絡いたします 感染が認められない場合、連絡はいたしません
      3. 個人情報保護の観点から、電話・FAX等による検査結果の問い合わせには応じかねますので予めご了承ください
      4. 本院を受診できない場合は、最寄りの病院で検査を受けてください
      5. 継続的に輸血を受けておられる場合は、半年に1回程度の割合で輸血後感染症検査を受けてください